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ランマって何に役に立ちますか?

2021/08/22


こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+
代表の田中崇浩です。

雨もやっと落ち着き始め、これからまた、暑い日が続きそうですね。

 

今日は、ランマについて書きたいと思います。

 

ランマ、漢字で書くと“欄間”ですが、

みなさん、なんとなく聞いたことはありませんか?

 

30年前以上の建物であれば、和室が二つ並んでいたら

そこを仕切っている、ふすまの上についている

立派な模様の“あれ”です。

 

なんとなく思い出しましたか?

 

本当に立派なものだと、日本三景が彫刻されたものもあります。

 

じゃ、これってそもそも何に立つの?

 

と思ったことないですか?

 

そもそもは、平安時代まで遡るんですが、

光を取り入れるためのものだったそうです。

 

それからは、デザインを競うようになり、

さまざまなランマが作られるようになりました。

 

用途としては、採光はもちろん、

鑑賞用や換気として利用されたりしてきました。

 

最近は、あまり利用されることも少なく、

40年ぐらいのお宅に訪問すると、

白い模造紙などで、そのランマを塞いだり

しているお宅があります。

 

理由を聞くと、寒い風が入ってくるという理由なんです。

 

確かに、築40年ぐらいの建物となると断熱気密が取れていない

住宅がほとんどで、部屋にエアコンを付けていても隣の部屋から

冷気が入ってくるというのは、よく聞く話でした。

 

最近の新築は、本当にランマがなくなりました。

 

しかし、私は逆で、付け方や使い方次第では、

今の高性能は住宅には、ランマは、かなり重宝すると感じております。

 

なぜかと言うと、特に冬に言えることですが、

リビングでエアコンを付けて、

ほかの部屋にエアコンを付けていなくても

ランマがあれば、そこから暖かい空気が、

トイレや寝室に行ってくれる。

 

高断熱高気密だと外に暖かい空気は逃げにくいので、

部屋中に暖かい空気が行き渡り、

どの部屋へ行っても寒く感じないんです。

 

しかもエアコンは、リビングのみつけていればよい。

 

すなわち、とても省エネで、快適なんです。

 

当社では、必要に応じてランマを付けています。

 

昔の使い方とはちょっと変化しましたが、

私たちはランマを“換気”として新築に取り入れています。

 

 

house plus+は本物の自然素材で

理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。 

 

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