【相続3】読まずにいられない!冷汗まじりの相続と不動産の話
2025/07/18
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで
手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。
今日は、相続の話3ということで、今日も見逃せない内容になっています。
🏠「10年放置で大惨事!買主が決まったのに名義が“ひいおじいちゃん”!?」
―― 相続登記をサボった結果、90万円を自腹で払ったリアルストーリー
✅ この記事でわかること
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**2024年4月スタートの「相続登記義務化」**を超かんたん解説
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売買寸前で“名義チェーン”が途切れて破談したリアル失敗談
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戸籍+名寄帳を使った「ひいおじいちゃん探し」3ステップ
1. 売買契約10分前に崩壊…まさに地獄
舞台は福岡県郊外の中古戸建(築50年)
主人公:木村さん(58歳・会社員)STEP 0|売却準備
・母が施設に入り、空き家を売ることに
・AI査定で「1,280万円」と判定、リフォーム済みで買主も即決STEP 1|契約当日 朝
不動産会社「念のため登記事項証明を取り直したら…名義が“木村 勝蔵”」
木村さん「え? それ、ひいおじいちゃん…」STEP 2|パニック
・祖父→父→母と相続登記ゼロ=名義が3代さかのぼり
・相続人は従兄弟を含め総勢15名
・買主「名義が変わるまで待てません」→ 契約破談STEP 3|損害賠償
・買主が引越し予定で仮住まい費用などを請求
・示談金90万円+売却チャンス損失…木村さんは「もっと早く登記を替えておけば」と頭を抱えました。
2. そもそも「相続登記義務化」って?
いつから? | 2024年4月1日以降 |
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誰が対象? | 不動産を相続で取得した人 全員 |
期限は? | ① 相続を 知った日から3年以内 ② 遺産分割が成立したらその日から3年以内 |
罰則は? | 10万円以下の過料(罰金のようなもの) |
ポイント
「知った日」とは、亡くなった事実+自分が相続人と分かった日。
相続登記をしないまま売買や融資を進めると、100%途中で止まります。
3. 名義チェーンを切らない!超かんたん3ステップ
ステップ | 作業 | 書類 | 費用の目安 |
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1 | 名寄帳(なよせちょう)取得 | 市区町村役所 | 300〜400円/通 |
2 | 戸籍を出生までつなぐ | 広域交付請求(法務局)で時短 | 450円/通 |
3 | 相続関係説明図+登記申請書を作成 | 司法書士なら丸投げ可 | 報酬 5〜7万円+登録免許税 |
ショートカット術
広域交付請求なら全国どこの戸籍でも1窓口で取れる。
名寄帳で「筆」「地番」を一覧に→登記の漏れ防止。
4. 放置NG!今すぐできるセルフチェック
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□ 相続した不動産の登記簿を最新で取り寄せた(法務局オンライン300円)
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□「所有者欄」が自分か親世代になっている
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□ 名寄帳で土地・建物すべて把握した
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□ 相続人が自分含め3人以内で連絡がスムーズ
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□ もし売却予定なら司法書士に事前相談済み
👉 ×が1つでもある人は、過料や破談のリスク大!
5. お金と手間のリアル比較
タイミング | コスト(概算) | ストレス | 買主への影響 |
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生前または相続直後 | 司法書士報酬7万円前後 | ★★☆☆☆ | 売買スムーズ |
売却直前に判明 | 登記+調停+示談金=100万円超も | ★★★★★ | 破談・賠償 |
義務化後に放置 | 過料10万円+売れない | ★★★☆☆ | 売れない |
6. まとめ & 次回予告
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**相続登記は「3年以内」×「10万円以下過料」**のルールがスタート
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放置すると買主・金融機関に即バレして契約が吹っ飛ぶ
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名寄帳+戸籍で名義チェーンを先読み→早めに司法書士へ!
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