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【相続7】読まずにいられない!冷汗まじりの相続不動産の話

2025/07/23

こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで

手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。

今日は、これ!

🐱🏚️ 🧨「えっ、これウチの話…?」

2024年からの相続登記義務化で“泣くに泣けない話”

突然ですが、こんなこと、思っていませんか?

「親の家、相続はまだ先だし、今は住んでるだけだから大丈夫」
「相続登記って、やってなくても困らないんでしょ?」

実は私のもとに、**“まさにその思い込みで人生が狂った”**という相談が増えています。
今日はその中でも、とくに印象的だったひとつの“実話”をご紹介します。


👨‍👧【登場人物】

  • 藤田 直樹さん(仮名)・54歳・福岡県在住

  • 10年前にお父様が他界

  • 実家でひとり暮らし中


🏠「父の家にそのまま住んでます。相続?まあそのうちに」

直樹さんのお父さんが亡くなったのは10年前。
その後、母は施設に入り、直樹さんはそのまま実家で暮らしていました。

「登記? あー、名義はたしか父のままですけど…
特に困ったこともないし、固定資産税も払ってますよ?」

そんなふうに、相続登記のことなんて気にも留めていなかったそうです。


💥ところが、今年になって突然の展開!

親戚の紹介で、不動産会社が「売却すれば2,000万円以上の価値がある」と提案してきました。
直樹さんは「母も高齢だし、現金化して兄妹で分けよう」と前向きに。

しかし――
登記簿を確認した営業マンの表情が曇りました。

「あの……これ、名義が“おじいさん”のままになってますね」
「つまり、お父さんの相続登記がされてないどころか、
もう一代前の“相続漏れ”がある状態です」


🌀「えっ? それってどういうことですか…?」

そう、これは「相続登記を1回もしてこなかった家」にありがちなケース。

【問題点まとめ】

  • 名義は直樹さんの祖父(=昭和40年代に死亡)

  • 相続人は → 祖父の子ども(=直樹さんの父を含む8人)

  • すでに半数以上は他界し、相続権は孫やひ孫へ

  • 結果、相続人が20人以上に!


⏳ここから始まった「連絡の旅」

  • 全国に散らばる親戚へ戸籍をたどり、連絡先を調査

  • 「話したことのない親戚」に印鑑をお願い

  • 一部は「放棄したはず」と拒否、説明に奔走

  • 印鑑証明・書類回収・確認作業に1年半

ようやく相続登記が完了したとき、
買主だった方は「待ちきれない」と他の物件を購入。
売却は白紙、時間もチャンスも失われました。


⚠️2024年からは“放置するだけで罰金対象”に!

さらにここに、2024年4月からの新ルールが追い打ちをかけます。

相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内
相続登記をしなければ
**10万円以下の過料(罰金)**の対象に。

登記を放置しているだけで、違法状態になる時代が、もう始まっているのです。


💡じゃあ、今すぐ何をすべき?

✅ステップ① 登記簿を取って“誰の名義か”確認

👉 法務局やオンラインで500円程度で取得できます。

✅ステップ② 相続人の洗い出し(戸籍収集)

👉 市役所や司法書士に相談すればスムーズです。

✅ステップ③ 相続登記の申請 or 司法書士に相談

👉 難しい部分は専門家に任せましょう。


📣最後に:

相続登記は、「いつかやること」ではありません。
やらなければ、“自分が損をすること”になったのが、2024年の今です。

あなたの家族を、
あなた自身を、
将来の面倒から守るためにも、
「登記、まだだっけ?」と思ったら、今日中に一歩動きましょう。


 

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